GT80 Titan DEの性能をチェックするにあたって,SHIFTの動作モードは3つすべてを採用。比較対象としては,表2に示したとおりのデスクトップPCを用意した。Haswell世代で低消費電力の「Core i7-4770T」と,「GeForce GTX 980」(以下,GTX 980)または「GeForce GTX TITAN X」(以下,GTX TITAN X)を組み合わせた構成だ。
用いたグラフィックスドライバは,GT80 Titan DEともども,テスト開始時の最新版となる「GeForce 353.30 Driver」。比較対象として用意したPCのスペックはは表2のとおりとなる。
テスト方法は4Gamerのベンチマークレギュレーション17.0に準拠。ただし,時間的都合から「Crysis 3」「EVOLVE」「GRID Autorport」の3つは省略した。また,GT80 Titan DEがGTX 980Mの2-way SLI仕様であることから,グラフィックス設定はより高いほうのみを用いること,GT80 Titan DEのパネル解像度が1920×1080ドットのみに限ることをお断りしておきたい。これは,時間的制約もさることながら,GT80 Titan DEで,わざわざグラフィックス設定や解像度を落としてゲームをプレイするというシチュエーションを想像しづらいためだ。